『寺yoga〜泉林寺』
今月の法話は、彼岸について…
お彼岸は日本独自の文化だそうです。
彼岸とは、春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた各7日間。この期間に行う仏事を彼岸会と呼ぶそうです。
最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」と呼ぶ。 俗に、中日に先祖に感謝し、残る6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目「六波羅蜜」を1日に1つずつ修める日とされている。 『六波羅蜜』とは、この世に生かされたまま、仏様の境涯に到るための六つの修行のこと。
◆布施 ふせ
見返りを求めない・やってあげてるのではなくさせていただく。布施行は物質だけではありません。
◆持戒 じゅかい
道徳・人としてのルールを守る
◆忍辱 にんにく
どんな時でも堪え忍ぶ。
苦痛の多い現代社会において、自らが他の存在に生かされているという恩恵の気持ちを忘れずに
◆精進 しょうじん
日々の一歩一歩が大切。
刹那刹那に前を向く、頑張り過ぎず1つ1つを大切に
◆禅定 ぜんてい
物事にとらわれない、執着をせずに自分自身と向き合う。
◆智慧 ちえ
我々は本来仏様の智慧を頂戴してこの世に生をうけております。
原因があって結果がある、事実を事実と見極め心を持ちましょう。
ヨガの教えの中に、八支則(はっしそく)という8つの段階があります。その教えと通じるものがあります。
物事の本心を見ることが出来ると何事にも執着しない自分でいられそうですね。
*次回は4/7 (日)14時〜
- 泉林寺 : 本庄市銀座1-5-3
3・11 あの日から8年
今日という日を大切に…